VMware ESXiにFedora 9をインストールする(5) 〜VMware toolsを導入する
・VMware ESXiにFedora 9をインストールする(4) の続きです。
<追記>Fedora 9は日本語のGNOME環境で記事を差し替えました。
VMware ToolsをゲストOSに導入すると、画面描写とネットワークのパフォーマンスが上がり、マウスがWindowsとシームレスに使えるようになるとのことなので、必ず導入するようにしています。
VMware Toolsを導入するための準備を行います。
gccをインストールします。 [root@vm118 ~]# yum -y install gcc Linux kernelソースをインストールします。 どのバージョンのkernelか確認します。 [root@vm118 ~]# uname -r -m 2.6.26.5-45.fc9.i686 i686 適切なkernelソースをインストールします。 [root@vm118 ~]# yum -y install kernel-devel.i686 |
VMware Infrastructure Clientからコンソールを開き、Fedra 9にログインします。
ログインしたら、CTRL+ALTでVMゲストから抜け、VMコンソールのVMメニューからInstall/Upgrade VMware Toolsを選択します。
*この作業はVMコンソールから行う必要があります。途中でネットワークが使えなくなるからです。
ゲストOSは起動しているかの確認ダイアログが出ます。OKで先に進みます。
Fedora 9のデスクトップにVMware ToolsのDVDイメージアイコンが現れ、フォルダが開かれます。
アプリケーション→システムツール→端末、でターミナルlを開きます。
VMware Toolsのイメージをマウントします。 [root@vm118 ~]# mount /dev/cdrom /mnt rpmインストールを行います。 [root@vm118 ~]# rpm -ivh /mnt/VMwareTools-XXX-XXXX.rpm rpmインストールが無事終わったら、VMware Toolsを実行します。 [root@vm118 ~]# vmware-config-tools.pl |
コンパイラやディレクトリを聞いてきます。そのままリターンキーで先に進みます。
X-Window環境の場合、画面サイズを聞いてきますので現在の設定値を入力します。VMコンソールでは、2の800x600がデフォルトのようです。
[root@vm118 ~]# /etc/init.d/network stop [root@vm118 ~]# rmmod pcnet32 [root@vm118 ~]# rmmod vmxnet [root@vm118 ~]# depmod -a [root@vm118 ~]# /etc/init.d/network start |
VMware Infrastructure Clientの表示がOKになっています。