米国は地デジ移行をやったらしい。大きな混乱はなかったというが、本当だろうか?

先日、はてブの中で〜地デジ移行は簡単じゃない、環境によっては高いブースターをつけなきゃいけない〜とかいうエントリを見かけたが、埋もれてしまった。誰か教えて(^^;
僕が書きたいのは、地デジ移行って「地デジ対応チューナ買って終わり」みたいに思わせているマスコミ=テレビ局に、それは詐欺なんじゃないの?って言いたいんだよね。(いいすぎか?)
うちのマンションは、去年大規模修繕工事やったときに僕が言いだしっぺになって地デジのアンテナ工事をしました。というのは、元々の地上波アナログの場合は、マンション屋上にUHFとVHFのアンテナが立っておりブースターで混合されて、各階に配線されていることは知っていたんだけど、電気屋さんに前から話をしていて、古いアンテナ線だと減衰凄くて、先の行方不明のエントリのようにブースターをつけなきゃいけない、もしくは最悪、ケーブルを張り直さなきゃいけないって大がかりな話になっていたのだ。問題はケーブルより、壁に埋め込まれた分配器で、古いものだと地デジの電波通らないっすよって話だったのだ。もちろん、言われただけでは信じられず、実際に各階で測定をしてもらったところ、あらら、本当に減衰してるよ。どうしましょ、と。
地デジの電波の減衰の話は、大ヒットしたアースソフトのPT1周辺で学習していたことにする。(時期的にもっと前だったけど) 要は、電波強度ないと地デジでも見れない場合があります。古い配線だと減衰強くてダメです。(電気屋さんによると古いマンション全滅らしい)だから配線貼り直してください、となる。
それで、僕が発起人なので、修繕業者つながりで電気屋に見積もりとったら140万円とか言われた。うう、10世帯もない小さなマンションでそれはキツイ・・・。そこで「こっちでやります」と業者に断って、○○○○カメラに出向き「古いマンションでうちだけ別に屋上にアンテナを立てる」という内容で、見積手配を行った。実はスカパーのアンテナとかを屋上に各階の責任で立てることができる状態だったため、過去にもBS/CSアンテナ工事をやっていて10万くらいで工事ができることを知っていたのだ。注意すべきは、マンションの共同施設で見積依頼をすると、業者もマンション担当に回され、先の見積もりのように桁が1個上に行ってしまうので「個人」扱いにする必要があるのだ。だから、業者の現地調査が入ったら最初はあくまで個人用として見積もりを依頼する。もちろん管理組合の了承のもとにやっていることを伝えておく。配線はパイプスペースが使えない場合、外壁配線になるため大規模修繕で配管工事しておいてもらう。足場とか組むとコスト高くなるからね。
んで、10万円くらいの見積もりが出てくるんだけど、あ〜、あれから他の階でも使いたいって、全部の階じゃないんですよ〜(1〜3階が店舗+会社なのでいらない)なので、再見積もりお願いできますかー?って、依頼をする。現地調査+見積もりで1回5千円は取られるので覚悟しておくこと。
追加の調査をして、各階用に地デジ対応の集合ブースターつけて、僕のBS/CS用アンテナも転用してもらって、各階までの配線工事が28万円、+各部屋毎の引き込みは各自負担。元の140万に比べれば大幅に工事代金を削減することができました。(パチパチ)
ということで、古いマンション、住宅だと減衰どうするのーってことになり、ただブースターつければいいってもんじゃないから、簡単じゃないよなーって経験から思っているのでした。地デジ