VMware ESXiにFedora 9をインストールする(2) 〜初期設定とパーティション
・VMware ESXiにFedora 9をインストールする(1) 〜バーチャルマシンの設定 の続きです。
Fedora 9のインストール画面が出たら、リターンキーで先に進みます。
インストールメディアをチェックするか聞いてきます。筆者は時間がもったいないのでいつも→キーでスキップを選びますが、ダウンロードしたイメージをチェックしたい場合はここでチェックするといいでしょう。
グラフィカル・インターフェースのFedora 9インストーラが立ち上がります。Nextボタンで進みます。
言語選択の画面では、Japanese(日本語)を選択します。サーバ用途なら「English」を選びます。
次にキーボードとして「日本語」を選択します。サーバ用途の場合で英語環境でも英語キーボードを使ってない限り、「Japanese」を選択します。
ディスクのデータが消えるぞと注意のダイアログが出ます。もちろん消していいよと「Yes」で先に進みます。
ネットワークの設定を行います。DHCPでIPを割り当てる場合はそのままでいいですが、固定割り当ての場合は「編集」ボタンで詳細設定を開きます。
固定IP設定は、Manual configurationをチェックし、IPアドレスとネットマスクを入力します。IPv6を使わない場合は、IPv6サポートのチェックを外します。
VMゲストのホスト名をHostnameに入力し、デフォルト・ゲートウェイとDNSを設定します。
タイムゾーンを地図、もしくはリストボックスから選び、「システムクロックでUTCを使用」のチェックを外します。
次にディスクのパーティション設定を行います。バーチャルマシンで設定した通り、SCSIの8GBのディスクがsdaとして見えていることがわかります。
全てのパーティションを初期設定するので、「選択したドライブ上のすべてのパーティションを削除してデフォルトのレイアウトを作成します。」を選択します。自動割当のパーティションで大丈夫だと思いますが、一応、設定を確認するために「パーティションレイアウトの再確認と変更」をチェックします。
インストーラが自動で割り当てたパーティションは、/bootをext3で196MB、それ以外をLVMで残り全部、さらにLVMの論理パーティションでswapと/を割り当てています。
Linuxの解説本などでは、/varとか/homeとか細かくパーティションを分ける設定が解説されていますが、管理が面倒になるので、筆者もこの割り当てを推奨しています。
パーティション設定を本当に書き込むかどうかの注意のダイアログが出てくるので、「変更をディスクに書き込む」で、先に進みます。