dynabook SS1600の内蔵HDDをSSDに交換
東芝ノートPC dynabook SS1600の内蔵HDDをSSDに交換した。今回交換したのは、トランセンドの2.5inch IDE-SSD「TS32GSSD25-M」で、32GBのMLCタイプのSSDだ。SLCに比べ、低価格だが遅いと言われていたMLCタイプだが、新ファームにより高速化され、1万円を切る低価格で人気が高くなっている。
内蔵HDDの交換方法は、まずはSS1600を分解する必要があるので以下のエントリを参考してほしい。
・東芝ノートPC dynabook SS 1600 を再生する
内蔵HDDを金属製のトレイから外し、TS32GSSD25-Mと交換する。TS32GSSD25-Mは薄いのでネジでしっかり固定する。
当初、SS1600にUSB外付けDVDドライブを接続したが、WindowsXPのメディアでインストールできなかったため、低速なUSB外付けCD-ROMドライブとPCMCIA接続タイプの2つのCD-ROMドライブでWindowsXPをインストールしようと試みた。ところが両方とも結果は途中でブルースクリーン。IntelのページではSP2以降じゃないと駄目だと書いてあるが使ったメディアはSP2とSP3の両方で駄目だった。某巨大掲示板のリンクから東芝の奇妙なアナウンスに到達した。
「Windows XP SP2 セットアップCD-ROMを使用して、クリーンインストールする場合、インストール途中でブルースクリーンが発生します。」 そう、これこれ、これだよ。
で? 「この問題を回避するため、Mobile HDDカード(PCカードタイプ)またはメモリフラッシュカード(PCカードタイプ)が1枚必要です。 」 ・・・ (゚д゚ ) なんだそれ。
とりあえず、PCカードタイプの読み書きできるメディアがあればいいみたいだ。そこで使っていないCFカードをPCMCIAのCF変換アダプタに挿し、代用することにした。
次に「RAID Driver」をダウンロードしてくる。
sss30rddxsp2.exe(258KB)を解凍し、フロッピーディスクにコピーする。これで準備完了だ。インストールは、メモリカードでPCMCIAカード・スロットが埋まってしまったので、低速なUSB外付けCD-ROMドライブから行うことになる。
WindowsXPのインストールを開始した直後にF6キー連打で、しばらく待つ。すると、英語のメッセージで追加ドライバを聞いてくるので、Sキーを押し、フロッピーディスクに保存したドライバを読み込ませる。すると、画面のように「TOSHIBA RAID Driver WindowsXP」を選択できるので、リターンキーで先に進む。そのままインストールを継続すると、PCカード・メモリメディアをPCMCIAカード・スロットに挿していないときはブルースクリーンになる箇所もスルーし、インストール先の選択画面になる。
この画面が出たら、やったー!成功ってな感じだ。( ゚д゚ )
ちゃんとPCMCIAに挿した1GBのCFカードも見えているようだが、これは今回ここまでの役目だ。上に見えているSSDをフォーマットしてXPをインストールする。
インストールが進み、再起動して、WindowsXPの「ようこそ」の画面になるが、ここで10分くらいかかる。これがどうもおかしいが、10分ほどほっておくしかない。
以下の東芝のページからドライバをダウンロードしてきて、インストールを行う。
■東芝 dynabook.com ドライバ情報
基本は同じなので、
・ディスプレイドライバの導入
・Intelチップセット・ドライバの導入
・LANドライバの導入
・モデムドライバの導入
・オーディオドライバの導入
と進む。
ベンチマークを取ってみると、TS32GSSD25-Mの結果としては標準的だ。ようこそ画面の不具合は、すべてのドライバのインストールを行っても解消されないが、ベンチマークは普通なので、原因が不明だ。
今回導入したTS32GSSD25-MはAmazonなどでかなり安く手に入る。なべはAmazonプライムサービスのお試しに申込をして、送料無料で翌日に届いた。
メモリについても以下のリストを紹介する。
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