OCZとCFDのIDE接続2.5インチSSDを比較する
OCZ社のIDE接続2.5インチSSD「OCZSSDPATA1-32G」とCFD社の「CSSD-PM32NT」は厚さが違うのではないのか?という指摘をコメ欄からいただいたので、確認してみた。
写真左下、二つを比較すると同じ厚みだった。
写真下、ThinkPadに入っていた2.5inch HDDと比較すると、HDDの方が厚くみえる。
ThinkPad内蔵の2.5inch HDDの厚みは9mmを少し超えている。
写真左下、それに対し今回比較しているOCZとCFDのSSDの厚みは両方とも7mmだった。
写真下、厚みだけでなく、ケースはシール以外完全に同一のものだ。
OCZ社の「OCZSSDPATA1-32G」の基板の表・裏
CFD社の「CSSD-PM32NT」の基板の表・裏
チップ、コントローラだけでなく、配線パターンも一致している。
左がOCZ社の「OCZSSDPATA1-32G」の場合で、右がCFD社の「CSSD-PM32NT」の場合のベンチマークの結果だ。
以上の結果から、CFD社の「CSSD-PM32NT」は、OCZ社の「OCZSSDPATA1-32G」OEMそのものだと考えられる。
コメ欄で指摘されていた厚みについては、以前、「バッファロー SHD-NSUM30Gの殻割」で触れたSATAの製品のことだと思う。今回、バッファローからではなく、系列のCFD販売からとなったのは、SHD-NSUMシリーズの厚みのトラブルが原因なのかもしれない。薄く仕上げてきたのは評価できると思う。