SUPERMICRO X6DAL-XTG導入記
SUPERMICROのX6DAL-XTGは、E7525搭載のDual Xeon(EM64T)マザーボードであり、PCI Express(x16)が使えること、Serial ATA II-RAIDコントローラ(Marvell 88SX6041)でRAIDが組めること、DDR2ではなく割安のDDR DIMMが使えることがメリット。しかし、このマザーボードではMarvellのSATA RAIDはRAID-0/1のみでRAID-0+1やRAID-10には対応していないので注意が必要だ。4台のSerial ATA HDDを接続できることからRAID 0+1あたりを使えそうだがマニュアルでも実際の操作でも不可能だった。。
とりあえずMarvell(88SX6041)でSATAのHDD 4台でRAID-0を組んでWindowsXPをInstallしてみた。HDBENCHで測定したらシーケンシャルリードで190MB/sオーバーという記録が出た。これは過去最高。しかし冗長化できていない、HDD 4台だから傷害発生率は4倍だ。使えん。
HDBENCH Ver3.40 beta6 | ||||||||
ALL | Integer | Float | MemoryR | MemoryW | MemoryRW | DirectDraw | ||
118597 | 285900 | 325219 | 197221 | 70168 | 149913 | 29 | ||
Rectangle | Text | Ellipse | BitBlt | Read | Write | RRead | RWrite | Drive |
32126 | 18941 | 9080 | 106 | 191886 | 187237 | 27414 | 73468 | C:\2000MB |
このワークステーションはコード「M39」とした。何度も構成を変えて組み替えているので構成変更毎に識別できるようにする。この構成では「M39b」だ。M39はPremierePROで映像編集を快適にするのが目的だ。だから映像まわりは重要だが、ゲームをやるわけではないのでそこそこの性能があればいい。初めてのPCI Express(x16)のグラフィックカードとしてRADEON X300SEを搭載したASUS Extreme AX300SE/TDをTSUKUMO eXで購入した。1万円くらいで安かった。
モニタはネットで日本サムソンの17型SyncMaster 710Tを購入した。SXGA(1280x1024)で2入力、縦長(ポートレート)表示が可能だ。デルの20型を購入しようか迷っていてひとつの理由がこのポートレート、縦長表示だ。デルのサポートによるとRADEON X300SE/X800などで動作確認しているとのことだったのだが、いきなり高いモニタ買って表示できないとへこむのでこのモニタと安いグラフィックカードで試したのだ。結果は良好、縦長表示ちゃんと使えています。切り替えも付属のPIVOTソフトで簡単にできた。
M39b | WindowsXP SP1, SuperMicro X6DAL-XTG(E7525+HanceRapids/SerialATA-II RAID Marvell 88SX6041/1000Base-T(i82541)/6ch Sound(AC'97)/PCI Express(x16)/PCIx2/PCI-X(66)x2/DDR DIMMx6), Dual Xeon 2.8GHz(FSB800/HT/EM64T/SpeedStep/SSE3/Nocona), DDR333 1GB(DDR400/ECC Registerd 512MBx2), ASUS EAX300SE(PCI Express x16/RADEON X300SE), Hitachi Deskstar 7K250 HDS722516VLSA80(8MB/SATA/160GBx4/613GB/RAID-0), NEC ND-3500A(x4 DVD+R DL/x16 DVD±R), SAMSUNG SyncMaster 710T(17/1280×1024/D-sub/DVI-D/300cd/600:1/PIVOT |